76.飛梅

東風(こち)ふかば 
におひをこせよ梅花(うめのはな) 
主なしとて春な忘るな

菅原道真が平安京から大宰府に左遷される時、
日頃愛していた桜、松、梅に別れを惜しみ
梅には この歌を詠みました。
「梅よ、私がいなくなっても
春になったらいい匂いの花をさかせておくれ・・・」

桜は悲しみに暮れ枯れてしまい
松と梅は道真の後を追って空に舞いますが
松は途中で力尽き、
梅だけが一夜で大宰府に辿りついたという
飛梅の話です

追ってきた梅を見て道真はどう思ったのでしょうか。
おそらく嬉しかったでしょう。

桜と松の想いを道真は知ることが出来ませんでしたが
想いは絶対に巡り巡って届くのです。

自分の知らないところで支えてくれている人がいます。

「気」がわかるようになると そんなこともわかるようになります。