290.幸せな人

100人いたら100通りの考え方がある。
同じような考えの人でも全く同じではない。
同調しているように見えても心の中では違うと思っているかも知れない。

動物ならいきなり噛みつくのだろうが人間には理性というものが備わっている。
とりあえず「まあまあ」と言いその場を収める事が出来る。

でも最近はその「まあまあ」が言えない人間がいる。
肩がぶつかったからいきなり殴る蹴る、ひどいのになるとナイフで刺す。

情けない時代になってしまったとつくづくそう思う。

今、雨が降っている。
道路も舗装されて昔のように水たまりもなく泥で靴下にシミがつくこともほとんどない。
傘が欲しければコンビニでビニール傘を買えばいい。
晴れて要らなくなったビニール傘は何処かに置き去りの運命か。

便利さと引き換えに私たちは大切なものをなくしてしまったように思う。

だから人間はダメかというとそんなことはない。

ダメなのはほんの一部。
それがセンセーショナルだからニュースになり全てのような錯覚をする。

人情はある。
ただそれに目を向けていないだけだ。
窮地に陥った時に心配して手を差し伸べてくれる人がいるだろう。
でもそれには条件がある。
常日頃、自分がどれだけ人を想い、人に手を差し伸べているかどうかということだ。

傲慢で陰険で人を人とも思っていないような人に誰が手を差し伸べるだろうか。
なんなら「ざまあみろ」と笑われてしまう。

私はそんな悲しい事態は絶対に嫌だ。

自分に起こっている状況は自分が引き寄せていると思ったほうがいいのかも知れない。

よく周りを見てほしい。
楽しそうな幸せな人は
周りを幸せにしている人だ。