65.生きる

高度成長期を生きてきた方々は右肩上がりでした
働けば働くほど豊かになって行きました
でも、今はどうでしょうか。
「働けど働けど我が暮らし楽にならざり、じっと手を見る」
石川啄木の時代とは違いますが
何故かこの詩は現代を映しているような気がします

今生はもう、頭打ちだから来世に期待をしようという人が
増えているようです
さて、来世とはどんな世界なのでしょうか。
計り知れないほどの素晴らしい世界かも知れません
覗けるものなら覗いてみたいものです

私たちは今、この時代を生きている。それが全てです。
ただボーっと生きていてはいけない。

過去世も来世も、どちらもあると思います
でもその記憶も証拠もありません

「我々は今を生きているのではない、生かされているのです」
こう唱えている人たちがいます
私もいつもいつもそう思います
でも、生かされている事に安穏(あんのん)として
ここで止まってはいけない

この命での人生は一度きりです

墓から生き返って二度目の人生を送っている人を
私は見たことも聞いたこともありません

現世を逃げの世界に使ってはダメです
生かされていることに気付いたならば
その事に感謝感謝しつつ
思いっきり強く生きていく事が最も重要なことなのです。